発達障害児を育てたその先に…

息子の行動や成長に不安を感じて過ごしていました。でも、子どもは伸びます育ちます!

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工作(ハサミ)の子どもに合わせた支援の仕方

工作(ハサミ)で、"円を切る" 練習をする場合に、それぞれのお子さんの発達段階に合わせた課題の提供について書きます。

 

勤め先の現場は、基本的に生まれた学年でクラス分けをしています。

特性も発達段階も様々な子どもたちが一つの同じクラスで学んでいます。

正直、発達面でかなり子どもたちにバラつきがあり、色々と大変な側面もありますが、支援の仕方(人)や課題の提供の仕方(物)で、一つの同じプログラムに取り組むことができます。

 

例えば、ハサミで工作のパーツの円を切る場合、紙を持つ手を上手に回しながら切れる子どももいれば、1回切り(チョキン)ならできるというお子さんもいます。

その場合、下の左の図のように円が1回切りで切り落として完成するような素材を用意します。

さらにスモールステップとするならば、切り落とす部分は3つくらいから増やしていくこともあります。

また、連続切りで円を切るまでのステップとして、弧の長さをを1/4,1/2と切る長さを長くしていきます。

準備は多少大変になりますが💦

円を切るのって難しいです! 
職員が工作の材料として円のパーツを準備する機会は多いですが、かなり意識して切らないとギザギザになってしまいます。

サークルカッターもありますが、いまいちなのです💦

働きながらお子さんを療育に通わせているお家も多いので、都合に合わせて空きがあるクラスに入ると言う感じで、いろいろな子どもが一クラスに一緒になりますが、

日々支援の工夫を皆で考えています(^^ゞ

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