息子が療育手帳を取得したのは、
中学2年生。
高校から支援学校に進むのに手帳が必要だったから。
(診断書でもOKの場合もあると思います)
いずれ手帳は申請するつもりではいたけれど、
心に引っかかるものがあり、
(障害者として生きていくんだなぁと)伸ばしのばしになっていました…
軽度だとあまり金銭的メリットがないと聞いたことも(全くないことはない)、
急がなかった理由です。
申請時は、「いつでも返納したければできるから・・・」と、
覚悟を決めたかんじです。
手帳は普段の生活で必要となることもないので、
そっと机にしまっておくつもりでした。
公共施設の駐車場や遊園地を割引利用しなくても、
別にいいじゃないと思っていました。
が、息子が高等部の支援学校に進み行動範囲が広がると、
交通機関の無料や割引を使わない手はないと思うように。
そして、学校を卒業すると手帳は、
一つの提示で足りる唯一の身分証明書としての出番が多くなりました。
お給料用の口座を作ったり(就労も手帳が条件の一般就労)、
携帯電話料金割引適用ための手帳提示等々。
マイナンバーカードがなかったので、
写真付の身分証明書は手帳のみです。
今、息子はいつも手帳を携帯しているようです。(なくさないようにね)
息子の時代と制度が変わり、
療育サービスを受けるために受給者証を発行してもらうことが殆どです。
療育手帳の取得に気持ちが揺れていた母ですが、
受給者証取得というワンクッションがあると、
少しは手帳取得への抵抗も薄らぐものなのでしょうか…。
こうした気持ちには個人差がありますが…。
障害受容については、また書きたいと思います。
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