話が飛びます。小学校に入学して間もないころの話です。
はらはらドキドキの思いで入学式を終えて、学校での過ごしが大変気になりました。
私は役員に手をあげました。
下の子がまだ0歳、知り合いもまともにいませんでしたが、学校に行く機会が増えて息子の様子を見られると思ったので…
そりゃそうです。知り合いなんていませんよ。
保育園入園前、公園ではひたすら一人遊びですから。
止めてある自転車のペダルをグルグルひたすら回したり…。
“回るもの好き”というやつですね😁
校外部所属の役員でしたが、下の子どもがいても何とかなりました。
さて、入学して間もなく、どういう形で言われたのか記憶していませんが、よく覚えている出来事があります。
息子はとても丈夫なキルティングのレッスンバッグを持っていました。そのバッグに体操着や上履きを入れて登下校していたのですが、
ある日、担任から「KA(息子)くんのバッグは、ロッカーに入りにくいので別の物に替えて下さい」と。
悲しかったです。息子のために心を込めて作った手作りのバッグを否定されました…
ではないのですが、
そのバッグは、保育園の年長クラスで一緒だった保護者の母(園児からみた祖母)が、卒園祝いの保護者からのプレゼントとしてクラス全員分に手作りしたものでした。
確かに分厚かったです。
厚めのキルティングでしっかりした布の裏地もついていて見事な出来でした。
家庭用ミシンで仕上げたのではないかもしれません。
私の手作りではないけれど、モヤッとした負の感情が残りました。
息子が不器用で分厚いバッグを荷物が入っている狭いロッカーのスペースに、ぎゅうぎゅうと押し込む力量がなかったのは、どうでもよかったです。
“小学校に入学する我が子のために心を込めて作られたものかもしれない” という発想は全くないんだろうなあ…ということが分かりました。
今は、レッスンバッグとか手作りしないのでしょうか。
療育現場から
コップ袋やお弁当袋が小さくて出し入れ(特に入れる方)に苦労しているお子さんがいます。
食後のうがいが終わると、当然のように「ハイッ」とコップと袋を手渡されます。
少しだけのお手伝いを心掛けて一緒にコップを袋にしまいますが、大きめの袋で出し入れしやすくして自分でできた経験を積む方がスキルが伸びるお子さんもいます。
保護者への提案は、十二分に言葉を選びますが😉
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