発達障害児を育てたその先に…

息子の行動や成長に不安を感じて過ごしていました。でも、子どもは伸びます育ちます!

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実は難易度高い鬼ごっこ…(しっぽとりで練習)

"追いかけっこ・鬼ごっこ" は、最も単純な遊びのようで、

発達に課題を抱えている子どもの場合、難易度が高い遊びかもしれません…

 

子どもは走るのが大好き!

一人が部屋を走ると次から次へと共鳴するように、他の子どもが走ります。

 

それは、それは、はしゃいで楽しそうですが、

鬼を決めて “鬼ごっこ“ にしたらどうでしょう。


追いかける側と追いかけられる側があいまいになります。

あれっ、タッチする鬼がいつの間に増えていたり、鬼が逃げていたり・・・。


年長さんでも???の子どもがいます。

 

自閉症スペクトラム児は、

【行く・来る】【あげる・もらう】

などの "移動動詞" や

【ただいま・おかえり】など、

役割によって自分と他者の言い方が異なる言葉を混同することがあります。

 

追いかけっこ・鬼ごっこのルール理解がいまいちなのは、

そのような背景があるのだと思います。


では、どうやって練習をするか。

 

それは、しっぽをつければ解決します。

そう、「しっぽとり」です!

 

追いかけられる側は、"しっぽ" をつけます。

タオルでも何でもいいです。

ズボンの腰に挟めばよいのですが、引張ったときに簡単に取れる方がいいですね。

これで、追いかけられる側と追いかける側が明確になります。

まずは、大人がしっぽをつけて逃げるのが分かりやすいです。

 

子ども全員がしっぽをつけて、大人が追いかけてしっぽを取っていき、

しっぽを取られた子は、席やマットで座って待つというやり方もあります。

👇 最初はいらすとやさんの絵のようにどちらもしっぽをつけることはしません。

ルールのある遊びの練習方法は、

当たり前ですがルールをできるだけ分かりやすくすることです。

バミリをしたり、色分けしたり、という視覚的支援をして、

まずは一対一で行ったりと簡単な動きから始めます。

それから、少しずつステップアップしていきます。

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