9月になると、企業の採用選考が始まります。(他の高校と同時期)
特別支援学校で応募先企業はどのように決まるのか、
自ら応募先を決めることができるのか(できたのか)等、
5年以上前に通学していた息子の学校での話ではありますが、
数回に分けて振り返ります。
特別支援学校からの就職は、実習がとても大切です。
特に3年生の実習が就職に直結します。
実習時期は概ね決まっていますが、
一斉に同じ日とはいかず、日程が前後します。
なので、就労に力を入れている職業科などのある学校は、
学校行事の予定が組みにくいです。
(=学校行事が少ない)
息子の中学の支援級の主任は、
行事で多くの経験を積んで成長するからと、
職業教育に力を入れている学校に否定的でした。
実際の就職ですが、
地元の近くの支援学校と職業科のある支援学校で、
軽度の生徒の就職先は変わらなかったような…(中学支援級の同級生と比べて)
長い歴史がある地元の支援学校は企業との繋がりや実績があるので。
でも、息子の進学した学校も設立から何年も経ち、今では多くの卒業生が活躍しています。
息子が転職した会社には息子の学校の卒業生が複数いました。
後輩の実績(働きぶりの良さ)で採用が決まったのではと思ってしまいます。
普通逆だけど😁
さて、息子の高等部時代は、
1年生の実習が3日間、2年生の実習が1週間(5日間)、3年生が2週間(10日間)だったかな…
コロナで短くなったと聞きましたが、現在は以前の日数に戻ったのでしょうか…
息子の学校は2年生からコース選択をしますが、
どのコースに進んでもPC作業などの事務作業の時間がありました。
首都圏なので企業の本社も多く事務系の仕事に就く卒業生が多いからと、
説明会だか保護者会で聞きました。
2018年の野村総研の調査で、
業務内容について回答を得た特例子会社の8割が事務補助、
その次が清掃・管理業務となっています。
因みに特例子会社は全国で598社で、そのうち東京が189社、大阪が55社、神奈川が50社です。
東京の数が突出しています。特例子会社が無い県もありました。
https://www.mhlw.go.jp/content/001186355.pdf
👇令和5年特例子会社一覧
https://www.mhlw.go.jp/content/001027592.pdf
息子は、高校3年間で5社の実習に行きました。
実習先は特例子会社の事務、一般企業の事務、メーカーの事業所、巡回して店舗を清掃する会社、ユ○○○店舗でした。
つづく…。
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