発達障害児を育てたその先に…

息子の行動や成長に不安を感じて過ごしていました。でも、子どもは伸びます育ちます!

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ルールが明解、椅子取りゲームでの学び

幼児の集団療育で、

ルールのある遊びとして早い段階で取り入れるのが

 

”椅子取りゲーム”

椅子取りゲームほど、

ルールが明確で分かりやすくて、盛り上がり(盛り上がり過ぎ💦)、

いろいろな要素が入っているゲームはないと思います。

 

そして、学びのために職員が勝敗を操作できるゲームです。



ざっと取り組み方を説明すると、


初めは全員座れる数の椅子を用意して音楽が止まったら座る練習。

その後通常通りの椅子取りゲームへ。座れなかったらマットへ移動。

 

マットを用意するのも理由があります。

待つ場所が分かりやすいからです。マットだと寝転がる子どもがいますが、

そこは職員がつきます。

 

椅子の方がだらけないで待てるかもしれませんが、

椅子に座るゲームなので、どちらの椅子に座るのかあいまいにならないようにマットです。

どうしてもゴロンとなってしまう子がいれば、その子だけ椅子に座ります。

 

さてさて、ゲームも佳境になるとドキドキ感が半端ないです。(職員も)

・一緒に参加して輪に入っている職員は椅子をめぐってのバトルや他害を防ぎます。

・いつも勝っている子どもをうま~く椅子に座らせないようにします。

・勝たせたい子どもの座りやすいタイミングに合わせて音楽を止めます。

・座れなくてパニックになる子への対応もありです。

 

年少さんだと、負けると大泣きする子どもが何人もいます。



泣いている子どもの気持ちを「くやしかったね」と受け止めて、

「先生、もう1回やりたいです」伝える練習をします。

 

朝からやりたくないと訴えてくる子もいます。

参加賞のメダルを用意したり、

1回だけ参加してそのあとは、

「せんせい、見ててもいいですか?」と伝える練習もします。

 

大泣きしていた子どもも、自らタオル掛けのタオルで涙を拭きに行き、

「もう1回、やりたいです」と伝えられるようになります。

 

さあ、この子を勝たせてあげないといけません。

 

椅子取りゲームをするときは、

回数を決めて成り行き任せか誰を勝たすのか、前もって決めていますが、

状況を見ながら職員どうしの目配せで変更もします。

 

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