2歳から3歳は、『This is “ASD的こだわり” 』の行動が多く見られました。
例を挙げると…
回るものが好き・物を並べるのが好き・マークが好き・道順・電車・食べ物…他にもあったかな💦
さて、これらのこだわりの数々ですが、成人した現在はどうなっているかというと…
全くありません。
上に挙げたこだわりの中でも、さらにその中で細かいこだわりがあるものがありました。
回るものは「駐輪自転車のペダルを回して後輪を眺める」「海苔の缶のような筒状のものを転がす」、マークについては、「トイレマーク」「ベネッセCo.のロゴマーク(青・黄・赤の人間)」が大好きなどです。
マークへのこだわりについては、今でもよく覚えています。
トイレマークが大好きだったので、赤と青の折り紙で男女のトイレマークを作って家のトイレドアに貼っていました。
それを眺めて「おとこのこのトイレ!おんなのこのといれ!」と、いつもニコニコご満悦の息子でした。
ベネッセのロゴマークは、定期購読していたこどもちゃれんじの最後のページにありました。
本棚の片っ端から全ての号を引っ張り出してロゴマークを確認する作業をひたすら行い、私は後片付けに常に追われていました。
このようなこだわりは、新たなこだわりが出現しつつも、3歳・4歳頃から徐々に消えていき、生活に支障のないこだわりへと変化していきました。
トイレマークは「もう、ボロボロだから剥がすね」と言ったら納得しました。
小学4年生のときに、こだわりが認められずにパニックになったことがありました。
臨海学校で海パンの上にTシャツを着て行動する場面があり、その恰好(Tシャツの裾から海パンが少し見える)を本人が許せなかったのです。
必死にTシャツを引っ張って伸ばして海パンを隠そうとしたらしいのですが。
おそらく、パンチラのような感じで恥ずかしいと思ったのでしょうね。
久々のこだわり&パニックでしたが、それ以降大きなこだわりで苦労したことはありません。
今ブレないのは、お風呂に入る前に脱衣スペースの洗濯機の上に、パンツを縦にきちんと置くことぐらいです。
ちょっといたずらしようと思い、息子の入浴中に横向きにしたら、めちゃ怒られました!
良いこだわりもたくさんあります。起きて着替えたらパジャマを丁寧に畳んで枕元に置く、必ず部屋を掃除してから仕事に出るなどです。
こうなると、こだわりではなく良い習慣ですね😊
幼少期のパニックを起こしてしまう程のこだわりは、成長と共にほとんど目立たなくなると思います。他のお子さんを見ていてもそうです。
いろいろな場面で「まっ、いいか」と思えるように、気持ちををコントロールする練習は大切です。
そして、物事への理解が進むと自然といろいろなことが受けいられることが増えてきます。
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