朝日新聞の記事に"レンタルさん"の記事が出ていました。
名前は聞いたことがありました。
全く興味はなかったけれど、
今回の記事では、レンタルさんに依頼した発達障害の女性のことが書かれていました…。
昨年上京した30代前半の女性、
地図を読むのは苦手、集中力も持続しません。
迷子になりつつ2時間かけて目的地につくことができました。
でも、一人だったわけではなく、
後ろからレンタルさんが付いてきていました。
レンタルさんとは、
「なんもしない人」です。
レンタルさん自身、
人付き合いや共同作業が苦手で生きづらさ感じて苦労した時期もあったようです。
依頼される仕事は、
一緒にコーヒーを飲んでほしいとか、勉強している部屋にただいて欲しいとか・・・
記事の女性は、上京する前に正社員で働いていましたが、
簡単な仕事も覚えられずに退社を余儀なくされました。
ホームヘルパーさんに日常生活の援助をしてもらっていましたが、
違和感を持っていたらしい。
記事での彼女の言葉は、
「ヘルパーさんは、これしてあげますねと世話を焼いてくれるけど、そうじゃない」
「私は寄り添われることが、しんどい、つらい」
分かります…
息子も一人で全てをこなして生きていくことは、
難しいだろう思います。
あこがれる一人暮らしが叶ったとしても、何かしらの支援は必要。
でも、お一人様が大好き。
人と一緒に何かをするのは疲れるでしょう。
支援を受け入れることができるだろうか、
自ら手伝ってほしいと声をあげられるのか心配しています。
女性は、レンタルさんに依頼をするようになり、
一人で物事をこなす自信が付いて、うつの症状も良くなってきたそう。
「レンタルさんがいるから将来に絶望せず、強く生きていける気がする」と話しています。
女性が右往左往する様子を"レンタルさん"は見守るだけ。
どこまでなんもしないかは、レンタルさんの判断によるそうです。
情報と悩みを共有
にほんブログ村