息子が母子通園クラスの療育に通っていた時に、通所施設の先生の引率で母たちが保育園見学に行く機会がありました。
初めての保育園見学、興味津々キョロキョロしていると、
壁面に飾ってある子どもたちの絵の中に、一際目立つ作品がありました。
何歳児のクラスだったか覚えていませんが、黒1色で描かれた絵。
施設からほど近い保育園、療育に通っているお子さんの絵でした。
ちょっとした衝撃でした。(まだ免疫がなかった)
学芸会?音楽会?が近いのか、クラスでピアニカを演奏していました。
皆がピアニカを演奏している中で、一人だけタンバリンの男の子がいました。
そう、療育に通っているお子さんです。(これもまだ免疫がなかった)
施設に戻ってきて、母たちは療育の先生(保育士)に質問攻めでした😅
「なぜ、あの男の子だけ違う楽器なのか?」
「なぜ、皆と同じピアニカをやらせてあげないのか?」
その先生は、
「『できることをしっかり取り組んで演奏に参加する』ことがねらいになっているのだと思う」
とういようなことをおっしゃていたと思います。
一方で、ピアニカを加配の職員の支援を受けて演奏するかたちもあるとも言われていました。
以前の職場の楽器演奏会、多動傾向のお子さんが大太鼓をやりたがりました。
でも、演奏が始まる前からドンドンドン…と自分ペースで打ちまくります。
担任は、その子どもに思い切り太鼓を叩いてよい時間(皆の退園後)をつくりました。
そして、本番はその子どもの後ろに加配の職員が付きました。
輪を乱すことなく無事に演奏できました。
行事についての参加は、園と保護者が十分に話して納得いくかたちで参加できるとよいと思います。
そして、子どもたちは意外と本番はしっかりやれます。(先生も力を発揮できる方法を考えます)
本番は、バミリもいらないかもしれません😉
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