見たまま、思ったままの事を(全て)口にしてしまう特性を持つお子さんがいます。空気を読むのが苦手な子どもたちですからね。
正にうちの息子もそうでした。
そのような状況はできるだけ回避するのが無難な対処の仕方です。
息子は、言葉の発達は遅かったけれど、彼の感覚で特異的な人・物を見ると、ありがた迷惑なことに声に出して教えてくれました!
三項関係の成立?😅
彼には、恰幅の良い人、髪の毛が・・・な人などは刺激が強かったようで💦
電車で通路を挟んで向い合せの人を見て、「あの人、…だねぇ」と、母に教えてくれました。(普通の声の大きさ)
母と顔を見合わせて口にしていましたが、まあ、見たままを言葉にしたのでしょうね。
幸い、通路を挟んでいたので、相手には聞こえていなかったと思いますが、どうでしょう。
その他、発車間際に電車に飛び乗ったサラリーマン?が額から大汗をかいているのを見て、「あの人、汗 びっしょりだねぇ」と言ったり、
療育の先生の靴下に穴が開いているのを目敏く見つけて、「○○先生、靴下 穴 開いてるねぇ」と指摘したり。
こちらの方が、よほど💦でした。
息子が3歳から4歳くらいの時のことです。

こんなことがいつ起きるかも分からないので、満員電車やエレベータは避けていましたが、
小学校に上がると、このような言動は目立たなくなりました。
一時期、公共の場で小さい声で話すようにと伝えたら、何でもかんでもささやき声で話しかけられ、煩わしいので普通に話すように直させました。
また、学年が上がり、客観的に息子自身が自分の行動や言動について、理解できるようになったら(母の説明を聞いて)、
その場では不適切行動回避を促し、直後に何が相応しくなかったのかを指摘して方策を伝えました。
さらに帰宅してから、振り返りです。
(例えば、サラリーマンが汗をかいている理由や「汗かいてるね」と言われた人の気持ちを考える)
本人は間違いを指摘されているようで、嫌な時間だったみたいです。
でも、「(その行動は)"恥ずかしい"」が心に響くようになり、ひとつずつ学んでいけたかな。
今は、共に外出することがほぼ無くなりました。
他人に迷惑をかけていないにしても、何か不自然な動き?は、チョイチョイあるのではと想像しますが、知る由もないです…。
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